2010年5月九州宮崎
 ひむかの国4河川を下るカヌートリップ
五が瀬川 北川 小川 耳川


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ラクーンのGWの川旅は、2007年四万十川より清流といわれた南国土佐の仁淀川

2008年は、清流日本一になったことがある伊勢志摩の宮川 そして昨年のGWは、世界遺産の熊野川であった。清流レベルはエスカレート。
で、今回は九州宮崎にした。
五が瀬川は、以前から下りたい川であったが、地元のパドラーが、清流日本一だと叫ぶ川がある。また五が瀬川上流の高千穂峡にも興味がある。
そんなわけで、口てい疫が大きな問題になる前の宮崎へ行くことにした。

1月のある日

 GWの下見で宮崎に行く。最初に見たのが、耳川であった。くねくね蛇行しているのと海まで出られるのが気にいった。
そして延岡に宿り、夜はひでじビール直営店酒蔵に行く。とてもビールが美味く、興奮ぎみに東京から来たと叫んだら「只今、担当者を呼んできます」と言われ、永野さんという方とお会いした。彼は、宮崎観光のことを熱くおびて語り始めた。次の日の朝、さっそくビール工場へ。俺の心は決まった。GWのラクーンツアーは、絶対工場見学、そしてひでじビールを飲んでもらうんだ!と。2009年地ビール部門で全国W金賞のビールだ。きっとこのビールは満足するはずだ。その後、川を見に行く。五が瀬川 上流部特に槇峰駅跡の綱の瀬川合流点は、橋の上から見ても青く澄んだ水が綺麗だ。
北川   景色がいい。沈下橋もいい。そして海まで出られるのもいい。
小川   地元で清流日本一と言われるだけの川。素晴らしい!

そして高千穂の夜神楽も見て下見終了とした。
 東京に戻ってから、あそこも行きたいしここも外したくないし、はるみどんと喧々諤々と企画会議が続いた。俺は、4河川全て下りたかった。はるみどんは、高千穂の夜神楽と高千穂観光、それとはまゆうポークと高千穂牛。5日間ツアーでどのようにするか?である。二人の共通は、ひでじビールの工場見学を入れるということだけであった。
そのツアー、申し込んでくれたお客さんは3人、常連さんでしかも独身女性である。

男は俺だけ。うっかりプーが、できない緊張あるツアーとなるのだ。

5月1日(土)
2日前から現地に来て、下見したり食材買ったりビール飲んだりとバタバタ忙しかった。
そして今日は朝から忙しいのだ。小川と北川合流の上流にテントを張っていたが、いったん撤収。はるみどんを延岡で下ろし、俺は五が瀬を下見のためソロで下る。
カヌーで下って自転車で上がる。3日目になると下見のための自転車こぎで、お尻が痛くなる。こちらに来てわかったことの一つは、話しかけてくる人がやたら多い。しかも、話しかけるタイミングがうまくてつい長話になってしまうのだ。今日も、五が瀬を下り終えてスルスルっと軽トラがやって来て話しかけてきた。川の上以外では気の弱い俺は話の切り上げができず、いつまでも聞いてしまう。
 はるみどんと合流。カヌー積みのトラックを五が瀬川の川原に残し、乗用車1台で遅くなった昼飯を口に押し込み、高千穂に向かう。高千穂峡で観光しているお客さんのT子さんS子さんと合流するのだ。
 五が瀬川は、人がほとんどいなくて大変静かであったが、高千穂峡は、ごちゃごちゃと人の波。なんとか、T子さんS子さんを発見し、さっそく今日宿泊のライダーハウスに向かう。
 道路にずらっと体格のいい男たちがいた。「諸墨さんですか?」と声をかけられる。「お〜い。いらっしゃったぞ〜!」と熱烈歓迎。このライダーハウス、建設会社が経営しているのだ。1月に来たとき、事務の女性が、「建設だけでなくて、いろいろやらないとね!」と言っていた。金額が、財布にとてもやさしいので決めたのであるが、建物がリニューアルされ綺麗になっていた。一棟貸切である。温泉無料券をいただいたので、岩戸温泉へ行く。やれやれだ。
 夜になり、高千穂神社での夜神楽を見に行く。Y子さんは、夕方バスで到着予定だが、GWの渋滞でバスが遅れている。一人バスターミナルで待つ俺。バス到着が、夜神楽開演3分前、神社へダッシュ。中は、大変なる人の山だ。先に陣取っていたはるみどんの席まで、人が壁になり行けない。Y子さんは、めげずに山の中へするするっと。「モロさん。こっちよ」と山の中からY子さんの声がしたが、「大丈夫です。下見で一度来ているから」と気の小さな俺は一番後ろの壁際。会場は、すっかり盛り上がっていたが、
人の背中しか見えない俺には、1時間が長かった。
戻ってから、夕食は高千穂牛、ツアースタートの乾杯だ。

5月2日(日)昨夜の高千穂牛、宮崎牛で舞い上がっていて、はるみどんは、朝の鶏肉を買い忘れた。
「モロさん、鶏肉買ってきて!早くして!」なんなんだい!朝の観光地を走り回る俺。

 朝飯が終わってライダーハウスをあとにした。途中、お世話になった建設会社が道路工事中だった。昨日、熱烈歓迎のときの男たちは、いるのかな
 今
日のカヌーは五が瀬川。スタート地点の早日渡(はやひと)には、昨日からカヌーを積んだトラックを置いていた。ここから川水流(かわずる)まで瀬は4ヶ所ある。天気は最高だし、水はきれいだし、一人位沈してもと思っていたのだが、残念(?)ながら全員無事ゴール。釣り人が2〜3人いたぐらいで、GWに川を下っていると思えない静かな川であった。
 北川と小川合流のベースキャンプに行く。この場所も貸切であった。今夜から2人参加することになった。Sさん夫婦だ。先日長瀞を下っているとき、はるみどんに「宮崎いいな〜。行きたいな〜!」と話があったらしい。突然「行ってもいいですか〜」との電話。
 俺だけ先にベースキャンプ地に行き、のんびり一人で留守番していると、カヌー2艇積みの車がやってきた。Sさんだ。さっそく、延岡の町に皆を引きつれ、温泉と買い物しているはるみどんに電話する。「今夜の食事はどうするのか?」とか「肝心なことをどうして聞かないの!」「もう買い物済ませてるの!」始まった。始まった。角を出してる声だ。
 今夜の料理担当は俺なので賑やかであった。「しょうゆはそこでしょ!」「塩だしたの!」「それよりモロさん、先に手洗ってね」そしてSさん家は、わんちゃん4匹連れなのでさらにさらに賑やかな宴会になったのだ。夜も更けて、大型テントが女性専用と締め出された俺、先に爆睡する。女子会は遅くまで盛り上がったようだ。

  続く


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