シャモ鍋とシャモの瀬 春の久慈川

2008年4月26日(土)
水郡線上小川駅に朝集合だった。4人のお客さんと俺とはるみどんの6人で久慈川を下るのだ。お客さんの一人
Tさんは、急に葬式が入り夜から参加、後の3人は事故渋滞で遅れるとの連絡が入る。いつものラクーンらしいツアーのスタートである。
それにしても天気がはっきりしないのだ。どんよりとした曇り空でいつ降り出してもおかしくない朝である。俺とはるみどんは、上小川駅近くのキャンプ場(やなせキャンプ村)にいた。
はるみどんは、相変わらずチャカチャカいそがしく動いていた。鍋や食器など洗ったり昼飯の下準備などだ。目があうと「なにボケッとしてんのよ!」と激怒言ミサイルが飛んでくるので、目をあわすことなく逃げ回っていたら、遅れ3人組から電話「もろさん、今駅に着いたんだけど」で迎えにいく俺。3人組さんは、マッツン兄、かおりさん、いっちゃんの3人でフルートというサークルの人たちである。

キャンプ場に戻ったみたら、はるみどんは、すでに缶ビールを手にして、けろっとしてニコニコ顔だった。

で、ツアーが始まる。スタートは、大子観光やなからである。
近くの肉やで買ったコロッケを食べ、缶ビールを開けてスタートしたのだが、時計のハリは、12時半。天気は、いつ降り出してきてもおかしくないほど暗い。そして肌寒い。
 が、カヌーは楽しかった。今年は、雨が多いのか、水量が多くて流れが適度に速く快適ツーリングになった。瀬も適度に現れるし、こんな楽しい川にカヌーしてるのが、我らだけだ。
シャモの瀬の入り口で遅い昼飯タイム。昼飯は、朝からはるみどんが下準備していたおかげで早く終わった。定番の勝手にサンドだ。食べ終わってから、クーラーボックス持ってシャモ生産組合に晩飯のメインディッシュ、シャモ肉を買いに行く。
鍋用の骨付きの肉を買った。少しお高めであるが、今夜は豪勢にシャモ鍋である。
レシピも付いているので問題なし!。なぜか元気になる。
生産組合の下にあるからシャモの瀬といわれている久慈川の最大の難所がある。
昔俺は、この瀬で沈をしたことがあるのだ。まさかとは思うが少し緊張する。波もわりと高く楽しい瀬であった。でも全員クリアで少しがっかり。1時間ほどで左岸にやなせキャンプ村が見えてゴール。

 久慈川沿いにはたくさんのキャンプ場があるのだが、一番落ち着く気がして、久慈川にくる時のキャンプは、いつもここにお世話になる。
マッツン兄が焚き火を始めたら、動きたくなくなり、温泉行きはパス。夜の準備に。
ところがここで雨になった。キャンプ場の若ダンナが、「貸切だから屋根の下の
BBQコーナー使ってよ。」貸切ではなく他に2組キャンパーがいたのだが、若ダンナのお言葉に甘え移動する。続けて若だんな「お湯は、このスイッチね。あと俺が集めたマキがあるから取りにきて!差し入れだよ!」どんどん甘えていく俺。

早速はるみどんは、シャモ鍋料理にとりかかった。俺は、さっき川原で採ったクコの新芽でつまみを作った。いつものようにだらだらっと宴会になっていく。日が落ちて、冷えてきたた。レシピには30分以上煮込めとある。そんなに長く煮込んだら肉が硬くなるのではと心配したのだが、長く煮込むほど、程よい歯ごたえで、きれいに骨離れもする。雨で寒かったのだが、シャモ鍋ですっかりと体が温まった。鍋を食べ終わって遅れてTさんがやってきた。Tさん、いろいろ飲むものを持ってきて皆に追いつこうと飲み方全開。いつもなら早々とダウンの俺も最後まで付き合った。とても珍しいことだ。

2008年4月27日(日)
昨夜、最後まで飲んでいた俺が早々と起きる。「私は朝早く起きますから。」といっていたTさんは起きてこない。
一人でキャンプ場近くを散歩する。昨夜の雨は上がっていた。俺の前を堂々とキジがよこぎる。クコを見つけ新芽を採る。たらの芽も採った。昔の俺だと、カヌーしか興味がなく、朝歩いていても緑がきれいだ!くらいしか思わなかったのに、ちょっと草花を覚えると飛び込んでくる景色が変わる。これは食べれるのか?とかこんなに伸びちゃって春がいつもより早かったのか?など、一人散歩が楽しくなってきた。

キャンプ場に戻って昨夜の片付けしてると、やっと起きたはるみどん「おーい!ビール飛んでこ〜い!」とテントから顔だけ出す。ここで朝ビーだ。みんなが起きてきて朝飯になった。先ほどとったクコは、ベーコンと炒めて一品とした。たらの芽は、もちろん天ぷら。でメインは、高級舟納豆である。松の木から薄く削り取られた舟形の経木に高級納豆が入ってるのだ。ツアーが始まる前日、この納豆が買いたくて、すっ飛んで奥久慈にきた。直営店は、国道沿いにある。駐車場が広く店も広いのだが、売っているのは、納豆だけだ。ほとんどの納豆が高級なだけに値段も高級なのだ。試食ができるので遠慮なく試食してから、舟納豆のみ買ってきた。シャモとともに奥久慈では有名なのだ。その納豆と炊きたてのご飯を、皆美味そうにモノも言わずにかっ込む!

10時ころスタートになったが、天気がすばらしく回復、なんと夏日のようになった。皆一枚一枚と服を脱いで汗かいて、しかも川は貸切。カヌーやってるのは、この日も我々だけだ。
やばい。うとうと眠くなってきそうな陽気た。ゴール少し前の川原手早く、「ニラメンコ」の昼飯。
ここからゴールまでたいした瀬はない。あと少しでゴールのところで、Tさんまさかの沈
。しかも、防水バックに着替えを全部入れていたのに、そのバックの入り口は全開であったため、ウエルカムウォーター。中身はなんということだ!全てビショ濡れだ。
下小川の沈下橋でゴール。
いっちゃんは、仕事が入って急いで帰る。
マッツン兄、かおるさんは、昨日シャモ肉を買った生産組合にみやげ物を買いに行く。沈した
Tさんは、着替えが濡れているので昨日着ていた礼服で帰った。

ツアーが早く終わったので那珂川経由で帰ることにした。那珂川は、ファルトやカヤックで賑わっていた。
俺は、久慈川のほうが、10倍楽しいと思うんだが・・・
それはまあさておき、一般の方々と考えがズレているのか、俺が行く川は、人が(カヌーしている人も含め)少ないな。でもいいか。これからも俺なりの面白い川旅を続ける。人気で川を選べるか。と満足で帰る俺であった。


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