全長約55キロの江戸川 海まで下る 〜4日間の川旅〜


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2007年11月23日(祭日)1日目

 天気は良かった。でも朝から風が強かった。今日ゴールする川間運動公園の鍵を清水公園で借りてからスタート地点にチビトラ3艇積みで行く。チビトラとは、はるみどんの愛車ピックアップトラックのことである。燃費が悪くてガソリンをガブ飲みする車である。もっともオーナーのはるみどんも燃費は同じくらい悪いが。

関宿城博物館には、バスで2名、車を下に置いて上がってきた2名。それと、はるみどんで6名が、今日のメンバーである。強風なので全員タンデム艇にした。1艇目は、新聞を見て参加のホンダさん夫婦、2艇目は、はるみどんと釧路ツアーに参加した鶴岡さん、3艇目に俺と新聞を見ての参加の岩倉さん男性である。千葉版の新聞に江戸川パーフェクトツアーとして紹介され、今日とあさっての日曜日に何人かのお客さんが参加しているのだ。風が追い風でカヌーを漕ぐには良かったのだが、寒くて体が冷え切ってしまう。天気はいいのにだ。二つ目の橋(宝珠花橋)をすぎて左岸に上陸。ここで昼飯にした。対岸の大凧会館で上がっている凧の糸が、風でちぎれそうであった。少し下流に日本最大規模のグライダー滑空場があるせいか、時々グライダーが小型飛行機に引っ張られてくるのだが、風にフラフラしていた。風は本当に冷たく我らもフラフラ、じっとしていられず、ワインを飲んでも体はすこしも温まってこないどころか、ますます冷えていった。この冷たい風も国道16号をくぐるとぴたりと止まってしまった。そして東武線の鉄橋をすぎて左岸の運動公園に上陸。今日のゴールだ。今日参加のお客さんが各々帰ってから大変であった。スタートの駐車場に置いてきたチビトラをとりにバスで戻るんだが、北口に止まってたバスの運転手は、ノートを見ながら「あれ、もう関宿城に行くバスは無いぞ!」などと言うし。結局、途中で乗り換えたりで、スタート地点には戻れたものの真っ暗であった。3時にゴールしたのにである。

*バスは、川間駅から関宿城博物館に行くのには、バス会社が2社ある。まめバスだと途中乗換えても100円なので安い。でもどちらのバスでも1時間はかかる。

川間に戻って線路沿いのビジネスホテル 豚珍館に泊まる。佐々さんから電話があり「明日2人で参加したいんですけど、いい?」もちろん喜んでである。佐々さんは、江戸川下流市川に住んでいて、いつも週末になると夫婦でカヌーにすっかりはまっている人である。

11月24日(土)

 今日は、風も無く朝からいい天気である。川間運動公園で朝飯をのんびり食べていると、ゴルフ練習をしていたオジサンが寄ってきて「今朝の読売新聞にカヌーで一人死んだ記事が出ていたけど君らの仲間かね。」話の内容は、どうも江戸川沿線のカヌークラブの人が山梨の川で無くなったらしいのだ。「君らの仲間ではないんだ。良かった。良かった。」とオジサンはゴルフのスイングをしながら去っていった。入れ違いで佐々さんが車にカナデイアン2艇積んできた。ム!やる気満々!よし!ということで

4人でカナディアン4艇、全員ソロで18キロを下ることにした。カヌー4艇を残し車をゴールに置いて電車で戻ってくることにしたのだが、時間がかなりかかり、スタートは11時すぎだ。車2台→清水公園に川間公園の鍵を返して→車2台三郷に置いて→武蔵野線で新松戸→常磐線で柏まで→東武野田線で川間→川間から徒歩でスタート地点までと

約2時間もかかってしまったのだ。しかもゴールの公園(江戸川運動公園)のゲートは、4時半に閉められるから、それまでに着いて車を出さないと、次の日まで車は公園に閉じ込められるのだ。なんかタイムレースみたいになって4艇がスタートする。途中の野田橋で上陸、ランチタイムでラーメン屋に飛び込んだが、メチャ美味かった。朝のことが気になり読売新聞をみた。朝オジサンが話していたカヌーの事故亡くなったのは、流山カヌークラブの男性であった。流山カヌークラブがよく練習している場所がある。常磐道下流の右岸にスラロームゲートが15本くらい吊るされて所だ。いつも何人かのカヤックが練習しているのだが、今日はひっそりとしていた。俺は手を合わせてからゴールを急いだ。で、全員ゴールしてゲートが閉まる時間まで30分くらいあったのでコーヒー飲んでから一度佐々さんと別れ我らは、矢切駅にあるスーパー銭湯に行く。それから松戸の駐車場にちびとらを突っ込んで駅前の酒蔵「関宿」へ寝袋持ってかけつけた。店は混んでいた。奥の席に佐々さんは座っていた。一日フル漕いだので生ビールが美味かった。店が閉店してから椅子を並べて仮眠させてもらった。

11月25日(日)

松戸の駐車場からちびとらを出し、昨日ゴールした三郷へ行く。ゲートは開いていた。ここでカヌー3艇とはるみどんを降ろして今日のゴール地点の小岩菖蒲園にチビトラを置いてゲートが閉まる時間(5時)を確認してから俺は電車で三郷に戻るのだが、けっこうかかった。

小岩菖蒲園徒歩で京成江戸川駅→高砂から乗り換えて金町→常磐線で新松戸→武蔵野線で三郷へ戻る。

三郷駅前で携帯をかけている親子がいた。まもなく俺の携帯が鳴り出す。「今日の江戸川下りを申し込んだ磯野ですけど集合場所が良くわからないんですけど?」「目の前で携帯をかけながら手を上げてるオジサンについて来てください。」と俺。磯野さんも新聞をみての参加でお母さんと2人の子供でカヌー初体験のファミリー。それから釧路観光でカヌーを体験してからカヌーに乗りたくて毎日雑誌やら情報誌、新聞などでカヌーが体験できるチャンスを探してここにたどり着いた岩下夫婦。はるみどんと俺がタンデム艇になり3艇で下る。天気ポカポカで風なし。10時スタート。ジグザグノーコントロールだった磯野艇も松戸をすぎる頃から真っ直ぐ進むようになってきた。スタートからおよそ3時間で柴又に着いた。ここで上陸ランチタイム。磯野さんは、川原の公園で持ってきたお弁当。岩下さんは、帝釈天の方に食べに行った。我らは柴又駅近くのすし屋へ、入口にサービス丼がリーズナブルなプライスだったので入る。プライスに比べてかなり美味かった。

 一時間後柴又をスタートする。日曜日ということもありここからウエイクボードが、川の中央を行ったりきたりで波に悩まされる。でも一時間でゴール、3日目のカヌーが終わる。ここで皆帰ってから俺は、明日のゴール地点(江戸川河口)のビジネスホテルへ行く。

 ホテルの近くで飲んで部屋に戻り崩れた。

11月26日(月)

 このビジネスホテル、朝飯付だ。月曜日の朝なので人も少なく静かにコーヒーでも飲んでからスタートしようと思っていたのだが、とんでもない。東京ディズニーランドが近いのか、ディズニーに行くファミリーで騒がしく混んでいたので早々とホテルを後にする。

 チビトラで昨日ゴールした小岩菖蒲園に行く。カヌーとクーラーボックス(中にワインとチーズ、タンシオ、から揚げなどが入っている)それと東京都の地図を車から降ろし一人スタートする。最終日は俺一人だ。ウエイクボードがやってきた。会いたくないからあえてここからのコースを月曜日にしたのに。でもいいか!俺一人だ。フルタイム波OK。ガンガン来てよ。でもウエイクボードは、この1艇だけだった。そして江戸川から旧江戸川に入って江戸川水門が行く手を阻む。水門が閉まっていて水門が上がらないとここから先進めないのだ。以前この川を下った時は、カヌーが数艇まとまっていたので水門は上がったが、今日は1艇俺一人だ。センサーらしき前を何度も行ったりきたりしてたら、サイレンが鳴る。やった!そしてしばらくして水門が上がる。そして俺は飛び込む。そしてこの水門が閉まり俺は前に進む。30メートルほど前に水門がある。前方の水位と合わせているのだ。しばらく待たされて前方の水門が上がる。ここから海までストレートだ。レッツゴー!ところがである。今日が平日なので、仕事の大きな船がどんどん来るのだ。しかも俺のカヌーとすれ違うとき、どの船も減速するのでかえってこちらが気を使ってかなり疲れた。俺一人でよかった。このコース様々な船がすれ違うし、川沿いは、平日なのに釣り人多しで竿からラインが長くでてるし、上級者コースだな!このコース。これで風でもあったらランクはさらに上だ!

地下鉄東西線をくぐる。海は近い。一気にゴール地点のなぎさ公園まで、でも少し早く着いたのでさらに下流へ、左にディズニーランドが見える。正面に舞浜大橋。この先は東京湾、海である。ここで引き返す。右岸にゴールしてからクーラーボックスをあさる。そして遅い昼飯とする。

 カヌーをここにオキッパにして葛西臨海公園まで歩く。ここから電車でスタート地点に車をとりに行くのだ。しかしこの日は平日なので、武蔵野線がこの駅には止まらない。京葉線で隣の舞浜へ行く。ホームは、ディズニーから帰る人で混んでいた。この後、車のところに戻りなぎさ公園に戻りカヌー積んで4日間の江戸川の川旅が終わる。さてさて、次はどの川行くのやら。


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