2009年5月 世界遺産 熊野古道&熊野川(北山川)へ
世界で唯一「川の参詣道」として世界遺産に登録された川 熊野川

前から興味があった川である。

しかしながら昼間頻繁に川を通るジェット船と東京からのフェリーがなくなってここまでのアプローチの長さ等ラクーンでカヌー旅をするには、問題があった。

2008年5月最初の下見を行った。連日雨また雨であった。そんな中スケールの大きさに驚いた。4〜5日のラクーンツアーで回りきるのかな?川は全部下れるのかな?絞り込まないと中途半端な旅になるぞ。

2009年1月下見で再び熊野へ。連日今度は寒かった。テントの中まで凍った日もあった。太古の姿をそのままに伝える、那智原生林をトレッキング中、俺の心は決まった。
やるしかない!
GWに決行しよう。どうせラクーンのGWツアーは、常連さんで片手で数えられる位しか来ない。行程が、少しくらいハードになっても、熊野やらずしてカナディアンカヌーの全国制覇はない!
いざ、蓋を開けてみると、片手以上の人が来てくれたが、とてもハードな5日間であった。

5月1日(戦い前日)
明日からの5日間 まさに戦い以外なにものでもない。日の出からカヌーの日あり1日でカヌーとトレッキングしたり何よりも我らスタッフ(はるみどんと俺のこと)入れると10名を超す。その食事等まさに戦いだ!
午後3時すぎ 小川口の川原に俺はいた。カヌーと荷物満載トラックで高速使わず来たのでくたくたであった。風が強く、でも何かしなければとテントを強引に設営しようとして、ポールの一部を折ってめげている俺。
 少し離れた所に、テントが1張り強風の中がんばって張ってある。
そのテントのオーナーが帰って来た。なんとミカミ夫婦ではないか!
2月の青梅カヌーマラソンと4月の花見と今年川で会うのは3度目だ。

今夜はここでキャンプなので夜一緒に食べましょう」となる。
しばらくして3艇積みのチビトラがやってきた。那智勝浦でどうしても買いたいものがあるからと買い物経由でやってきたはるみどんである。

 ランタンに明かりがともり夜の食事になった。勝浦で買ってきた刺身、ミカミさんは熊野地鶏の焼き鳥 ビール飲みながら食べたら最高だよな・・・
 が、ナントいうことだ!深夜電車で一人来るのだ。
新宮駅までここから飛ばしても1時間かかる中、迎えに行かねばならんのだ!なぜ深夜なんだ!朝来れないのか!
なんで!なんでなんだ!マサト君!

マサト君とは、もろじい日記第1話の夏の四万十川に来た男である。
しばらくして眠い目こすって迎えに行く俺。

5月2日(土曜日)
天気は良い。チビトラに3人乗って新宮に行く。マサト君を観光センターのおじさんにあずけ我らはスーパー買い物である。戦いは始まった。時間はあまりない。手際よく食材を買う。そしてもう1台車を調達。おっと集合時間だ!
 新宮駅前にGW常連のゆう子さんがいた。富山からのT君も常連。
しばらくし
てハシモとトモ子さんが来た。この二人は、前回3月の南伊豆に来てくれた
 さあ、出発だ。
熊野
と北山川の合流地点に行き、カヌースタイルに変身していざ本宮へ向かう。本宮はたくさんの観光客で賑わっていた。川原にできた臨時駐車場に車を置いてカヌースタート。川の古道として熊野川を下る。昔の人は道が厳しいので、ここから船に乗って新宮まで行ったのだ。
同じコースを、今我ら、カヌーで下る。
皆、感激のあまり目を潤ませ、興奮状態でカヌーしてるのかと振り向いたら、ごくごく普段と変わらぬ顔で漕いでいた。あれ・・・
でも水がきれいで気持ちがいい。ゴールしてから本宮に置き去りの車を取りに行く。
今回、車回送に頭を使った。3台の車にスタッフ2人 知恵の輪をやってるみたいに考えた。でも旅の後半になると頭の中大混乱になった。
そして小川口の河原に到着。この川原がベースキャンプになるのだ。
目の前を北山川が流れ スタート地点やゴール地点にできる。
この川原のランクはかなり高く、俺のカヌーでキャンプしたい場所のトップ10に入るだろう。すぐ上にある公園のトイレはきれいだし、歩いて温泉(徒歩2分)いけるしビール買えるし、何よりもテントが気持ちいいフラットさでペグもしっかり入る。景色もいい。夜は静かで星空がビューティフルなのだ。みんながふらっと温泉している今我等スタッフは、戦闘モード。

「早くランタン準備してよ!」
「ねえ!油どこ?」
「そこに出てるでしょう」「ケースのふた 開けたら閉めてよ!」
「食器はここに置かないで!」

いつものことである。
やがてみんなが温泉から帰ってくる。何もなかったように楽しい食事が始まる。
 はるみどんはいない。今夜も2人電車で来るのだ。四万十川、その後チョクチョクラクーンに参加している浅田ママと息子のゲン君だ。ゲン君は俺の身長を抜いたみたいだ。到着後、食事に加わる。本当はこの後、置き去りのトラックを取りに行きそのまま瀞峡にカヌー5艇置いてくる計画であったのだが、はるみどんが浅田親子を迎えに行ってる留守中にうっかり飲んでしまった俺。予定変更とする。

5月3日(日曜日)
 4時に起きたが、うっすら明るかった。さ〜て大変である。昨日のゴールに置き去りのトラックの仕事である。道は狭いしくねくねしてるし!これで国道かよ!
時間のたつのが新幹線だ!どんどん明るくなってくる。
 日の出瀞峡カヌースタートが、かなり遅れて7時すぎになる。しかし朝のカヌーは、とても気持ちがいい。早朝下って昼飯後川原で夕方まで昼寝してテント張って飲んでという川旅っていいかも。ゴールは、ベースキャンプの川原である。到着が8時半ギリギリ。8時半からジェット船の運航が始まるのだ。15分くらいしてジェット船が下流から上がってきた。この後のんびりと朝飯になった。そして皆は、ここからトロッコ電車に乗って湯の口温泉に行く。楽しそうである。で我らスタッフは、戦いである。
 はるみどんは、またままた新宮に行く。三つの仕事がある。
 一つ 人数がたくさん乗れる車に入れ替える
 二つ 食材の買い物
 三つ 昼、新宮駅に名古屋からくるラクーンの古いお客さんであるナリタさんを乗せて来るはるみどんは、忙しい人なので三つの仕事をチャッチャとこなした。

で、俺も大変であった。朝飯後の食器洗ったり、水くみしたり、あと、、、とにかく忙しく戦い続くであった。
 温泉から帰ってきたのでみんなで昼飯作りが始まった。めはりずしをみんなで作るのだ。 昨日 本宮近くの店でめはりずしキットを買ったのだ。あとは書いてあるレシピーとおりに作ればいいのだ。
 めはりずしとは、漬物のタカナの葉を広げて、ごはんをつつみこんだ大きなおにぎりのこと。俺の担当は、ご飯を炊くだけ。でも大変うまくいった。そこらの土産店で食べるめはりより美味かったのである。



 はるみどんがナリタさんとともに戻ってきたので、車で発心門から本宮へトレッキング。
めはりパワーで歩く。わりと人気がある熊野古道コースである。で俺は、車の回送担当。
ベースキャンプに戻るとすでに真っ暗。早朝から暗くなるまでよく遊んだ1日であった。
 夜の食事でまたはるみどんが抜け出す。今夜、新宮駅になおみさんがやってくるのだ。なおみさんは、正月の東京湾で初日の出ツアーに参加し、ラクーンには2度目のお客さんである。
で俺は、食事やらいろいろ 旅の後半も戦いは続くのである

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